久々にポケットモンスターダイヤモンドをプレイ。シンオウ図鑑をソフト1本のみで埋めれるだけ埋めてみたところ、想像以上に苦労した。入手難易度の高いポケモンの捕獲方法を以下にメモ。
ソフト1本のみで入手できるポケモンについて
片方のソフトでは入手不可なポケモン(7種)と通信が必須なポケモン(5種)。加えて、御三家のうち選ばなかったポケモン(6種)を除いた132種類が、1本のソフトのみで入手できるポケモン。
片方のソフトでのみ入手可 | |
ダイヤモンド | パール |
ヤミカラス ドンカラス スカンプー スカタンク ズガイドス ラムパルド ディアルガ |
ムウマ ムウマージ ニャルマー ブニャット タテトプス トリデプス パルキア |
入手に通信が必要 | |
フーディン ゴローニャ ゲンガー カイリキー ミカルゲ |
スコルピ・グレッグル・マスキッパ
だいしつげん(サファリゾーン)でのみ出現する組。この3匹は日替わり、かつランダムで出現するため、全員と遭遇するためには日数が必要。出現するポケモンは、だいしつげん入り口2階の双眼鏡から確認可能。1回覗くだけではすべて確認できないので、何度か試すこと。
ピクシー(※ダイヤモンド)
ピクシーは野生では出現せず、ピィ→ピッピ→ピクシーと進化させる必要がある。ピィそのものはテンガンざん・じまんのうらにわで出現するため、ゲットは容易。ピィからピッピへはなつき進化のため、特に問題はない。問題なのはピクシーへの進化。ピッピからピクシーへ進化には「つきのいし」が必要になる。DPでは「つきのいし」を拾う・貰うことができない。*1ちかつうろのかせきほりで採掘できるが、ダイヤモンドでは出現率が大きく落とされている。*2
野生のピッピが持っていることもあるが、ピッピの出現率が最大15%、「つきのいし」を持っている確率が5%。野生からゲットするのもハードルが高い。
野生のピッピから「つきのいし」をゲットするためのプロセス
①ピッピが「つきのいし」を持っている確率を上げる。
特性「ふくがん」を持つポケモンを先頭にすることで、野生のポケモンが道具を持っている確率が上昇する。元の確率が5%であれば、20%まで上昇する。これにより、「つきのいし」を持っているピッピと遭遇する確率を0.75%→3%まで上げることが可能。
「ふくがん」持ちはコンパンをゲットするのがもっとも楽。*3コンパンは229ばんどうろで出現する(ポケトレの大きな揺れ)。ただし、コンパンの出現率は2%と非常に低い。一方進化後のモルフォンは20%の確率で出るが、「ふくがん」は進化前のコンパン限定。モルフォンを捕まえて、コンパンを産ませるのが現実的だろう。
②特性「おみとおし」のジュペッタを捕まえる。
「おみとおし」は相手が持っている道具を確認できる便利な特性。ジュペッタはこの特性をもつ上に、わざマシンで「どろぼう」を覚えることが可能なため、ポケモンから道具を入手するにはうってつけ。ジュペッタはハードマウンテン等で夜にゲット可能。
ただし、「どろぼう」のわざマシンは1度しか入手できない。勿体ないと思う場合は、ジュペッタがレベル66で覚える「トリック」を使うか、「どろぼう」「ほしがる」「トリック」のいずれかをレベルアップで覚えるポケモンを使用する。「おみとおし」は多少効率を上げるだけなので、必須ではない。
実際自分はたまたま入手していたナマケロに「ほしがる」を覚えさせてゲットした。
③ピッピから「つきのいし」を奪う
コンパンをひんしにした上で先頭*4に、2番目に道具を奪うポケモンを配置。テンガンざんに行き、ピッピを探す。ピッピと遭遇できれば「どろぼう」「ほしがる」「トリック」を行う。「つきのいし」が入手できなければ、逃げる。以上を繰り返す。
ヒンバス
カンナギタウンもしくはハクタイシティからテンガンざんに入り、上方向に進み地下1階へ。きりばらいが使用できるそのフロアでのみヒンバスを釣ることが可能。ただし、すべてのマスで釣れるわけではなく、釣りが可能な528マス中4マスでしか釣ることができない。この4マスはプレイヤーごとに異なるうえ、毎日変化してしまうため、時間がある日に一気にやってしまったほうがよい。
ヒンバスが釣れるマスでは、50%の確率でヒンバスが釣れる。そのため、1回釣りをしてヒンバスがでなければ、別のマスへ行く。というのを528マス繰り返す。当たりマスは4つあるので、すべてのマスを周れば1回は釣れるだろう。
どの釣り竿でも釣れるが、ボロのつりざおがオススメ。いいつりざおではドジョッチ、すごいつりざおではナマズンも釣れるのだが、この2匹はエンカウント時のアニメーションが長い。*5また、すごいつりざおではギャラドスも釣れるが、こちらは特性「いかく」が鬱陶しい。その点ボロのつりざおはコイキングのみ釣れる。
ミロカロス
ヒンバスの入手難易度は前述の通りだが、ミロカロスに進化させるのも厄介。ヒンバスの「うつくしさ」を170以上に上げてレベルアップする必要がある。詳細は省くが、「うつくしさ」を上げるにはしぶいポフィンを用意しなくてはならない。ただし、しぶいポフィンならなんでもいいというわけではなく、ポフィンのレベルにも注意する必要がある。ポフィンのレベルが低いと、「うつくしさ」のステータスが伸びない。ポフィンを与えられる上限は決まっており、「うつくしさ」が170に届かない場合がある。高レベルのしぶいポフィンを作ろうとした場合、ウイのみが合計で10個ほど必要になる。一度にウイのみを大量に揃えるのは難しいため、あらかじめウイのみを育てておくことが求められる。
エムリット
3犬、ラティ兄妹に続く徘徊系ポケモン。徘徊系が面倒なのは相変わらずだが、3犬に比べると優しいほうか。*6マスターボールの使い所。ただしDPにはもう一体徘徊系ポケモンがいる(クリセリア)。*7
捕獲にはくろいまなざし・さいみんじゅつ・ナイトヘッドを覚えるゴーストが入手難易度も低くおすすめ。野生で捕まえるよりも、交換で入手したほうがよい。キッサキシティでNPCと交換できる*8。エムリットが覚えているねんりきが効果抜群のため、ある程度レベルを上げておかないと倒されてしまうリスクがある。交換で入手することでレベル上げの時間を減らすことができる。
ゴーストのレベルは65ぐらいが目安。ナイトヘッド2発で赤バーまで持っていくことができる。確実性を取る場合は、まずは逃げられることを承知で、遭遇→みねうちを繰り返しHPを1にする。捕獲手順はくろいまなざし→さいみんじゅつ→(HPを削っていなければ)ナイトヘッド×2→ボール。あとは起きるたびにさいみんじゅつ→ボールの繰り返し。ねんりきのダメージが痛いのでたべのこしを持たせておくと安定する。
ゴンベ
シンオウ図鑑埋めにおける最大の強敵。進化後のカビゴンが第1世代、第2世代では固定シンボルという遭遇率の高さからは信じられないような入手難易度。
・あまいかおりのする木でのみ出現する。
・あまいかおりのする木、全21本のうち4本からしか出現しない。
・しかも出現率は驚異の1%。
・ゴンベの出現する木のうち、2本は特定可能。しかし残りの2本は特定不可。出現確率を少しでもあげようと思うと、結局21本すべてにあまいみつを塗ることになる。
・あまいみつを塗ってから、ポケモンが出現するまでに6時間が必要。1日にチャンスは1、2回。
すべての木にあまいみちを塗ったとして、ゴンベが出現する期待値が90%を超えるためには50回以上必要。毎日2回行ったとしても約1ヶ月は必要ということになる。
このブログの趣旨を完全に無視してしまうが、ゴンベに限ってはFRLGからカビゴンを送ってタマゴを産ませる。もしくはHGSSからゴンベを送ったほうが何十倍も楽だろう。
ちなみに同じくあまいかおりのする木のみで出現し、入手難易度の高いポケモンに、ミツハニー♀やヘラクロスがいるが、ゴンベを探している途中に遭遇できるだろう。
DPの特徴でもある、あまいかおりのする木だが、「1度塗ったら6時間待たなければポケモンが来ない」「24時間経つと来ていたポケモンが去ってしまう。」「あまいかおりのする木まで行くのが面倒*9」「あまいみつをまとめて購入できない。*10」等々、不満が多いシステムなので、リメイクでは改善されていることを期待。