2021年8月11日、モデルナ社製新型コロナワクチンの2回目接種が完了。やはり副反応も発症したので、一人のサンプルとしてレポートしておく。
前提事項
スペック
性別：男性
年齢：20代後半
BMI：約22（普通体重）
基礎疾患：無し
副反応の出やすい年齢層。
健康状態・体型ともに、特筆すべき点はないと思う。
ただ、平熱が35℃台なのは書いておかなくてはならないだろう。以降の文章は多くの人にとっては、＋0.5℃～＋1.0℃で当てはめるのが正しいかもしれない。
1回目接種時の副反応
接種した腕（左腕）の痛み、発熱（微熱程度）
どちらも2日間程度。
2回目接種後の副反応発症と、治まるまで。
摂取当日 - 2021/08/11
・16時頃：2回目のワクチンを接種。ワクチン接種後はアナフィラキシー等の症状は起きず。定時まで仕事をして退社。今回のワクチン接種は、職域接種。幸いなことに、今勤めている会社は、早めに職域接種の申請を行ってくれていた。
・19時頃：特に体調に変化は無し。いつもどおりの食事を行う。
・24時頃：就寝。この時間帯から摂取した腕（左腕）の痛みと、倦怠感を感じるようになる。（熱は計っていなかったが、微熱程度はあったと思う。）
接種翌日 - 2021/08/12
・2時頃：猛烈な寒気で目が覚める。冷蔵庫の中で寝てたのではないかと勘違いしてしまうほどに寒い。眠気と寒気の中、閉まっていた長袖インナーを着込み、毛布を被って再就寝。
・5時頃：起床。倦怠感、頭痛（眼の周り）。熱を測ったところ39.1℃と高熱。食欲は無かったがウィダーinゼリーを摂取。解熱剤（バファリンA）を飲む。
・8時頃：37.3℃と一旦熱が引く。これで快方へ向かうと安心するが甘かった。就寝。
・14時頃：起床。熱がぶり返す（38.8℃）。ウィダー＆解熱剤→就寝
・22時頃：起床。熱が引かず（38.9℃）。ウィダー&パインの缶詰→就寝
接種2日後 - 2021/08/13
・9時頃：起床。頭痛は相変わらずだが、倦怠感はかなり収まったように感じる。熱も36.9℃まで引く。何も食べずに就寝。
・13時頃：起床。体調・熱（36.6℃）に大きな変化無し。食欲は無いが、何も食べないのも不味いのでカップうどんを食べる。一応解熱剤も飲んで就寝。
・16時頃：起床。頭痛がかなり落ち着き、熱もほぼ引く（36.3℃）。普段どおりの生活を再開。
・19時頃：熱が35.9まで引く。
以上、副反応のピークは翌日で、2日目から症状が一気に落ち着いた。2日目の夜には副反応発症前とほとんど変わらない状態まで回復した。
用意しておいてよかったもの
ウィダーインゼリー系・ポカリスエット系
食欲がないときの栄養補給の鉄板。1日分しか用意していなかったので、2日分欲しかった。
解熱剤
ワクチン接種日の前日に、2件ほどドラッグストアを周ったが、アセトアミノフェン（バファリンプレミアム等）は売り切れ。まだ在庫のあったバファリンAを購入。会社で上司に「効果無かったよ」と言われたけど、どうなのだろう？自分は高熱が引くまでに1日かかったけど、解熱剤が無かったらもっとかかったのでは？とも思う。買えるならアセトアミノフェンにしたほうがいいかもしれないけど、無理に遠くのドラッグストアまで足を伸ばす必要は無いんじゃないか。しばらくは安定入手は難しいだろうし、逆に感染リスクを上げるだけでは？
買わないほうがよかったもの
熱冷却シート（熱さまシートの類似品）
発熱対策に熱さまシートを購入しようとするも売り切れていたため断念。代わりに残っていた熱冷却シートを購入。この商品、表面や側面を見てもメーカー名が書いていない。裏面の左下を見ると、「発売元：東和製薬株式会社」と記載が。東和と聞いて黒柳徹子さんが出てきたそこのあなた。そっちは「東和薬品」です。「東和製薬」とは無関係です（多分）。ちなみに「東和製薬」でググるとトップには、「東和薬品」のホームページが……。
閑話休題。この熱冷却シート、全然使い物にならない。「10時間冷却持続」と書かれているが、冷たさを感じるのは最初の数十分だけ。そして、粘着力が弱すぎてすぐ剥がれる。熱を引き始めた直後は使っていたものの、それ以降は全く使わず。選択肢がなかったから仕方ないとはいえ、やっぱり余り物には余り物の理由があるということなのか。
最後に
さんざんインターネットや会社で、接種2回目の副反応について聞かされていたので、ワクチン接種にかなり恐怖感を覚えていた。実際に高熱も出たし、頭痛もしんどかった。それでも事前に対策を取れるのは全然違う。コロナに感染/症状が悪化するリスクと、天秤にかけるまでもない。日に日に最悪を更新していく日本国内のコロナ感染状況を見ていると、本当にワクチンを打つ選択肢を選んでいて良かったと思う。どれだけ国や都政が無能で、怒りに震えても、今はじっと堪えるしかない。感染してしまっても助かる保証はない。とにかくリスクを避けて、コロナに感染するリスクを減らす。その手段の一つがワクチン接種で、早めに職域接種の申請をしてくれた職場には感謝しかない。
